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坂戸山山行記 4/11 岡部さん



坂戸山頂上からのパノラマ




坂戸山山行記 4/11 岡部さん 今年は花の開花が例年になく早く待ちに待った桜もあっと言う間に行き過ぎました。

皆さんはそれなりに愛 でることができたでしょうか?昨年都留アルプスを歩いた時に桜のころがいいかもと設定していましたが

既に 遅く、4/11 に急遽新潟ならまだ間に合うかもしれないと坂戸山に行くことになりました。

何しろ冬は例年にない豪雪に見舞われた地区、どれくらい雪が残っているか予想がつかない状態でしたが 桜を期待して出かけました。

北国のトンネルを抜けるとそこは雪国だった!!!ではなく、思い切り青空で 雪はありませんでした。気温も関東より 5 度は低いかと思いきや全然暖かく、

日陰の登山口はじゃりじゃり の溶けかけの雪はありましたが、登山道は問題なさそうでした。

坂戸山は「天地人」の大河ドラマで有名になった武将直江兼統の生誕の地で、頂上をぐるりと周回でき るコースが整備されています。

行きは薬師尾根コース、魚野川と南魚沼郡のブランド米を算出する穀倉 地帯が広がり、雪をまとった山が眺められる見晴らしの利く南斜面をコツコツ

登っていきます。思った通り桜 は見ごろで等しい感覚で立ち並ぶ石像が上へ上へと誘ってくれ辺り一面カタクリが咲いていました。

2 合目 を過ぎ階段が急になってくると今度はイワウチワとショウジョバ缶の群生でピンク一色に、花たちに魅入ら れ、なかなか頂上が近づきません。

ほかにもミツマタ、タムシバ、キクザキイチゲと見飽きることなく、634m の頂上に着きました。祠があり展望良好、対面には八海山の雄大な山容、

ポカポカ陽気と穏やかな景色 に恵まれていい山に来たなと思いました。 ここで生まれ育った武将のことなんかを考えてみたりして、

下山は白坂コース北側をたどります。まったく違っ た道のりとなりました。すぐさま足元は雪、日差しが途絶えました。今年初めて雪を踏んだ気がします。

樹 林帯を抜けて空が開けると今度は日差しが手伝って雪の厚さを割ってフキノトウ、つくし、イチゲ、スミレ、そ してまたこれでもかというほどカタクリ、

カタクリ、カタクリ。 荒々しくも生きている山の表情が分かる清々しい気分で歩きました。実城、武家屋敷跡、名残りの石垣 などが残る広々とした

地点まで下ってゴールとなりました。コースタイム 2 時間 40 分のところ 5 時間もかけ て満喫した山行となりました。 岡部(記)





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